イカゲームの流行に便乗したブランドの事例

イカゲームについて

2021年9月17日に公開されたNetflixオリジナル作品『イカゲーム』。公開から約3週間という異常とも言えるスピードで米国を含むNetflix配信中の世界90ヶ国全てで1位となった同作は今、同社史上最大のヒット作品となりつつあります。

この全9話からなる『イカゲーム』は、様々な問題を抱えた人々が一発逆転を夢見て賞金456億ウォン(約45億円)のかかった謎のサバイバルゲームに参加。456人の参加者は、「だるまさんがころんだ」など子どもの頃に楽しんだ単純なゲームで競い合うこととなるのですが、脱落者は即殺されるというシリアスな設定の物語です。

日本でも公開直後から電話番号流出事件パクリ疑惑で何かと話題になりましたが、コンテンツ自体の圧倒的な面白さで視聴者を次々と虜に。国内の総合TOP10ランキングでも堂々の1位に輝き、その影響もあり9月30日には同社の株価を過去最高値にまで押し上げました。

イカゲームの影響力

『イカゲーム』によるブランドへのポジティブな影響は非常に多方面に渡っており、例えば作品内で主人公らが着用していたVansの白いスリッポンの売上は公開後7,800%増加し、赤いボイラースーツの検索数は62%急増しました。

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このように今年最大の社会現象の一つとなったこの『イカゲーム』ですが、一部のブランドは一見自分とは無関係に見えるこのトレンドに迅速に飛び乗り、その恩恵を多大に受けることに成功しています。

実際『イカゲーム』のような社会現象が発生した場合、ブランドは必要に応じて迅速に行動を起こす必要があります。便乗商法、いわゆるトレンドジャックは大きな成功を収めているブランドが共通して得意とする戦略です。ということで今回は、『イカゲーム』に便乗したブランドによる優れた広告キャンペーンをいくつか紹介します。

ハイネケン

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バドワイザー

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ペプシ

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ドミノピザ 

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メゾンドサブレ

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セムラッシュ

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サムスン

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ヘプエニカル

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三養食品

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香港エアライン

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VISA

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アンダーン

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マーケティング手段としての流行への飛び乗り、いわゆるトレンドジャックは従来若者向けの商品を取り扱う企業によって行われてきました。ただし現在では、自社の商品が若者向けかどうかに限らず、多種多様な多くの企業によって挑戦されているようです。

とは言ってもブランドはトレンドに乗るために商品やキャンペーンを新たに作成するのではなく、既にあるものにトレンドを上手く適合させる姿勢が大切です。つまり、一部のトレンドはブランドの主張とそもそも調和しないため、そういったものにブランドの主張を合わせたり、特に接触したりする必要はないのです。

兎にも角にもトレンドジャックはこれからの時代において重要となるマーケティング戦略の一つです。顧客が見ているものを見て、彼らを理解し、積極的に関わり信頼関係を築くことはブランドの成長に不可欠だからです。上で紹介した事例が、あなたのブランドに対する創造性を刺激することを願っています。

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